英語勉強法7 映画は英語のお友達
:英語勉強法7 映画は英語のお友達
本気で英語をマスターしたいと思っている人、映画好きになってください。映画好きの人のほうがマスターする確率が高いからです。映画にはあまり興味がないという人も、食わず嫌いでいる場合もあるので、まずはいくつか観てみるといいです。
映画を観ることで英語に触れる機会が増える
ハリウッド映画を観れば、自動的に英語に触れることになります。その数は多く、DVD、衛星放送、超字幕等のソフトなど、題材がものすごく豊富にあります。それを利用しないというのはもったいないです。
ハリウッド映画からアメリカ文化が学べる
ハリウッド映画の大多数がアメリカを舞台にしていて、登場人物もほとんどアメリカ人です。食生活、家庭環境、男女関係、オフィスの雰囲気、部下と上司の会話、同僚同士の会話、育児、教育、医療現場など、実際に生活場面が多く出てきて、英語の背景となる文化が深く理解できます。
英米人の多くが映画好き
ネイティブと友達になるには共通の話題が必要だと言いましたが、英米人にとって映画は最もポピュラーな娯楽のひとつなんです。日本では、野球、ゴルフ、ドラマ、競馬など、いろいろな娯楽の中のひとつという位置づけですが、英語圏、特に北米では違います。go to the moviesという表現があるぐらいです。これは観たい映画が決まっているわけではないけれどとにかく映画館に行ってやっているものを観るという意味です。各映画館では、例えば毎週火曜日が半額になるなど、割引デーを設けている所も多いです。
野球やサッカーなどは人気はあっても限定されます。野球は北米だけでサッカーはイギリス。そして両方とも男しか興味がありません。しかし、映画の場合、男女限らず、国籍も影響せず人気があるのです。
在日英米人はさらに映画好き
在日英米人となるとさらにそれが強まるのです。
なぜか。
日本では日本語がわからないとテレビを観ても面白くないので、英語でやっている映画が唯一の娯楽になるからです。最近はスカパーなどの普及で状況が変わってきましたが。
映画館に行ったり、DVDを借りたりして映画を観る人が多くいます。今まで100人以上のネイティブの同僚と仕事をしたことがありますが、映画を観ないという人にはほとんど会ったことがありません。
映画に興味がないということは共通の話題を削ることになる
つまり、英語を勉強している人にとって、映画を観ない、あるいは興味を持たないということは非常に不利なことなのです。
アクションよりはドラマ系がいい
ジャンルということまでいうと、好みの問題がありますが、英語学習という観点で考えると、ドラマと言われるジャンルがいいです。ラブストーリーやコメディはこれに入るものが多いと思いますが、日常生活を描いたものです。
アクション映画は台詞が少ない
アクション映画は、爆発、銃撃戦、カーチェイスなどが多く、そのぶん台詞が少なくなります。また、警察やギャングものなどが多く、用語も警察用語だったり犯罪用語だったりするので、日常会話での使用頻度は下がります。
SFは設定が特殊
SF映画も遠い惑星の話だったり、未来の話だったり、非日常的な設定が多いので、日常会話に触れるには適していません。
現代のアメリカやイギリスを舞台にしたものがいい
例えばメグ・ライアンのラブストーリーやヒュー・グランドのラブ・コメディなどには、アメリカやイギリスの日常的な生活が描写されています。
DVDで観る時は3回観る
DVDでは音声や字幕の設定を変えることができます。1回目は音声は英語で日本語字幕付きで観ます。要するに普通に観て楽しみます。一度観て内容がわかっているので、2回目は音声も字幕も両方とも英語に設定して観ます。今度は台詞に意識を向け、それぞれのシーンで実際にどういうふうに言っているのかを確認します。3回目は音声は英語で字幕なしで観ます。最後は音だけでどれぐらい理解できるか確認してみます。もちろん全部理解できなくてもかまいません。ところどころ理解できれば十分です。
これを続けていくことで、少しずつ理解度も上がっていくはずです。
DVDは買ってもいい
たくさんの映画を観たい人はレンタルでどんどん観るのがいいと思いますが、台詞をきちんと確認したいという人は、同じ映画を何度も何度も観るといいでしょう。レンタルだと長くても1週間なので、買ったほうがいいかもしれません。好きな映画をいくつか選び手元に置いておくのです。
超字幕
ソースネクストから出ている「超字幕」シリーズというソフトはおすすめです。これはDVDよりもさらに機能が付いていて、英語の字幕と日本語の字幕を同時に表示させたり、会話のスピードを遅くしたりすることができます。また、単語やフレーズを選んで練習したりすることもできますので、総合的な学習ができます。コンテンツが映画やドラマ、ディスカバリー・チャンネルだったりするので、実際に使われているものとしてリアリティがあります。初級、中級、上級とありますが全体的に難しめなので、まずは初級から始めることが無難です。
これもまず、全体を日本語字幕付きで観て理解し、続いて英語字幕を追いながら観て、最後に字幕なしで観るようにします。全部を観なくても、同じシーンを何度も観てもいいです。
高橋式英会話コーチング
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